歩いてみれば

あれだけ忙しくて死ぬかと思ったのに、ここのところは暇だ。忙しかった昨年後半から3月末までが暴風雨と日照りが同時にあるような過酷な状況だと例えるなら今は凪だ。そのギャップに苦しんでいる。我ながら素直にリラックスして遊べない損な性質だと思う。

お金が無いので、最寄りの駅から通勤定期の使用範囲を歩いてみた。自分の住む市からとなりの市に入ると街並みが変わり、樹々の多くなることを実感する。となりなのに通りの雰囲気が自然に変わる。年齢を重ねた樹々が元気に青々と繁っているのは嬉しいし、木陰に身を寄せたくなる。樹々は簡単に伐採して欲しくない。わが街にも緑を増やしてほしいし、自分でも機会があれば働きかけたい。

またしばらく歩くと、車窓から外を眺めていて朧げながら感じていた地形の面白さに気づく。非常にアップダウンが激しい。図書館に寄ってみたがあいにく休館だった。しかし、喫茶は空いていて休館のためか人が少なくゆったりできてかえって良かった。休館日は穴場だと思った。近くに良い公園もある。またこよう。

夕日に照らされる公園の木